ダイヤモンドの産地について
2箇所の歴史的に重要なダイアモンド産地
インド
ダイアモンドは、インドで遅くとも3000年前には発見されていました。実際にインドは何世紀もの間、世界唯一の主要産地でありましたが、今は既に重要な産地ではありません。1720年代までに知られていた主なダイアモンドの産地です。
ブラジル
1720年代、ブラジル(当時はポルトガルの植民地)の金鉱夫が、輝く小石を見つけ始めました。1トン当たりの産出量は低かったですが、上質の石が大量に産出しました。1800年代後半に南アフリカの鉱床が発見されるまで、主要ダイアモンド産出国でした。
現在のダイアモンド産出
今日の主要なダイアモンド産地
今日の主要なダイアモンド産地は、産出量の順番に、オーストラリア、ザイール、ボツワナ、ロシア、南アフリカです。
南アフリカ
南アフリカは、大パイプの発見以来、宝石品質ダイアモンド市場において重要な役割を担っています。現在、最も生産性の高い南アフリカの鉱山は、「フィンシュ」。
ロシア
ロシアでは、1829年にはじめてウラル山脈で宝石品質ダイアモンドが発見されました。それ以来、時折他の石も発見されたが大半は非常に小さかったのですが、徹底的な試掘によってとうとうシベリアで漂砂鉱床が発見され、1953年のソ連初のダイアモンドパイプの発見に至りました。それ以来、約400本のパイプが発見されダイアモンドを含有しているものもあります。