結婚に至る最大の関門である「プロポーズ」。
ところで、プロポーズに慣れている人ってそういませんよね。
一体どうすれば効果的なプロポーズができるのでしょう。
ポロポーズの極意と、体験談をまとめてみました。
最近は、女性からの逆プロポーズが増えているとのウワサ。
でも、それはもしかすると「やむを得なく」だったのかもしれません。
あるホテルが実施した「プロポーズに関する意識・行動調査」によると、20代未婚女性の約8割(78.3%)が「プロポーズは男性からされたい」と回答しています。
やはり「男性が」したい、してほしい、プロポーズ。
では、どのようなプロポーズが女性の心に残るのでしょう。
「プロポーズはなく、なんとなく結婚に至った」という既婚者もいますが、
そもそもプロポーズは、あったほうがいいのでしょうか。
ここに興味深いデータがあります。
結果から読みとれるのは、何といっても「プロポーズはすべき」ということ。
プロポーズがあった人のほうがなかった人よりも「夫婦満足度」が高いのです。
引用「夫婦関係調査2011」 結婚情報誌「ゼクシィ」リクルート発行調査
※(2009年1月に実施・20代から40代までの既婚・未婚男女、1107名が回答)
http://bridal-souken.net/research_news/2011/07/post-23c6.html
詳細をみてみると、婚約指輪の有無がプロポーズの認識に影響を及ぼしている事がわかります。
■プロポーズの認識(「プロポーズがあった」と答えた人)
=「婚約指輪があった」人→81.2%(n=764)
=「婚約指輪がなかった」人→58.5%(n=436)
想いや意味を込めて贈る婚約指輪が、プロポーズの証拠品となり強い記憶となります。
プロポーズ後に改めて渡すケースも多いのですが、
「プロポーズは、男性からしたほうがいい。婚約指輪はぜひ用意したほうがいい」
ということが読みとれます。
効果的なプロポーズの言葉を掘り下げてみます。
女性がプロポーズと認識する言葉は、ズバリ、ストレートに「結婚しよう」が一番のよう。
前述のホテルの調査結果によると、「一生守っていく」「一生大切にする」など、
男性が使いがちな言葉は、プロポーズと認識されにくいという結果が出ています。
6割の人が「一生大切にする」をプロポーズだと気づいていないとは驚きです。
変化球ではなく、直球ストレートを投げてみてください。
また、出会った当初から「結婚しよう!」を連発していると、「どれがプロポーズかもわからなく、ありがたみがなくなる」とのこと。
安売りも禁物です。
なお、プロポーズされたいタイミングは、20代未婚女性では「2人の記念日」が25.0%、
「2人の付き合い始めた日」が21.7%と高くなっています。
男性はプロポーズしたいタイミングとして「相手の誕生日」を多く挙げていますが、20代未婚女性で「自分の誕生日」は16.3%のみ。
また、30代未婚女性では現実的になるのか、プロポーズされたいタイミングは「特になし」が47.3%と高く、男性が気にするほど女性はタイミングを気にしていないことがわかります。
女性が望むプロポーズのシチュエーションはというと…。下記のようになっています。
(同じく「プロポーズに関する意識・行動調査」 20代未婚女性の回答 N=92)
1位 自分または相手の家・部屋 29.2%
2位 2人にとって思い出の場所 15.2%
3位 夜景のきれいな場所 14.1%
4位 満天の星空の下 9.8%
5位 ステキな景色が一望できるレストラン 8.7%
20代のライフスタイルに「巣ごもり傾向」が強くなっているため、自分または相手の家・部屋が1位ではありますが、ロマンチックなシチュエーションである3位~5位までを合わせると、計32.6%に上ります。
女性の方が男性より「ステキな景色が一望できるレストラン」の回答が高くなっている点に注目。20代未婚男性2.2%に対し20代未婚女性は8.7%、と4倍に。
女性はいくつになっても映画やドラマのような恋愛シーンを夢見ています。
一生の思い出に残るプロポーズだからこそ、お膳立てが必要。
記憶に残るロマンチックなプロポーズシーンがあれば、彼女の満足を得ること間違いなしです。