とにかく結婚に対する壁を崩していきました。投稿者:蓉子さん(30代後半 女性)
私が、今の旦那との結婚を意識したのは、付き合って三年目のことでした。
お互いもういい加減いい年なのに、旦那(当時は彼)からは結婚に対してなんのリアクションもなく、正直あせりました。
友人や会社の同僚は次々に彼からプロポーズを受けて結婚していくのに…って。
子供を産める年齢にもタイムリミットがありますから、そんなにのんびりしていられないんです。お互いの親には紹介済みでしたが、彼はあまり口がうまいほうではないので、たまに私の親に合う機会があっても、気まずそうにしながら世間話に付き合うという感じで、どこか他人行儀なまま、月日は流れました。
そんな頃、結婚が決まったばかりの友人と飲んでいたとき、思い切って友人に聞いてみたのです。あなたの彼は、どうしてプロポーズしてくれる気になったの?と。
すると友人はニヤリと笑って「あのね。男には私たち女とちがって、結婚に対する高い高い壁があるのよ。親になんて言って許してもらおうとか、結婚したら家はどうしようとか、そもそもずっと養っていけるんだろうかとか。
そういう不安のひとつひとつを解消してあげればいいのよ」と言いました。
なるほど!と思った私は、親にはもう結婚したいなら好きにすればいいと言われていること、経済的なことは自分も働くからどうにでもなることなどを少しずつ彼に話していきました。
すると、彼もやっていけそうだという明確なビジョンが見えてきたのか、しばらくたってプロポーズしてくれました。