白黒はっきりさせたい私は、自ら逆プロポーズすることを決意。投稿者:Y・Aさん(30代前半 女性)
私と主人は、大学4年生からお付き合いを始めました。当初私は主人のことを、「見た目はタイプだけど、ちょっと頼りないかな。」と思っており、将来は頼れる男性に引っ張っていってもらいたいと思っていたため、結婚相手として対象外でした。
けれども付き合いが2年3年と続くうち、確かに頼りないけれども、彼の決してずるいことをしないところや、不器用ながらも信頼できる人柄に惹かれ、20代後半になると次第に結婚を意識するようになってきました。
しかし、普段からいまいち決断力に欠ける彼は、私との結婚を考えているのかいないのかさっぱり分からず、私がこれ見よがしに料理教室に通い始めたりしても、何の反応もありませんでした。そんな状態がまた2年ほど続き、ついに30歳の誕生日が見えてきた時、何事も白黒はっきりさせたい私は、自ら逆プロポーズすることを決意しました。
30歳の誕生日まであとわずかという日、彼が「今年の誕生日はどうしようか?何か欲しい物はある?」と聞いてきました。
これぞ私が待っていたセリフです。サプライズなど苦手な彼は、毎年このように事前に聞いてきます。案の定今年もこの言葉が出たので、私はさらっと「今年の誕生日プレゼントは、そろそろエンゲージリングが欲しいな。」と言いました。
彼はびっくりしすぎて数秒止まっていましたが、「じゃあいっしょに買いに行こう。結婚式場も見に行かなくちゃね。」と言ってくれました。
今から考えるとよく言ったなあと思いますが、たぶんそこで私からプロポーズしなければ、また数年はモヤモヤした日々を過ごしたと思うので、今では、あの時思い切って良かったなあと思っています。