ティファニーの婚約指輪は一流の証!誰もが知るブランドのエピソードとは?
2017.10.23
いまや日本で「ティファニー」と聞いても知らない人の方が
少ないほど、ティファニーのブランド名は広く知られています。
宝石店としてはピンとこなくても、ティファニーと聞くと
条件反射のようにオードリーヘップバーンの映画
「ティファニーで朝食を」を思い浮かべる人もいるかもしれません。
事実、ティファニーはオードリーヘップバーンの映画と深い
繋がりがあるのですが、それもティファニーのブランド歴史が
あってこそ。そこで、ティファニーが一流と言われる理由や、
世界でもっとも有名な1つであるジュエリーブランド・
ティファニーの歴史についてご紹介します。
1人の有名女優がティファニーの名を世界中で有名に
日本においてはもちろん世界的にみても大人気で、
数多くの映画に出演しているのがかの有名な女優・
オードリーヘップバーンです。
その代表作とも言える「ティファニーで朝食を」の映画は、
ティファニーのブランドイメージを世界的に広め、
高めていくことに成功したとされています。
オードリーヘップバーン演じるホリーの上品さと美しさで
大ヒットしたのですが、このホリーの念願は
「ティファニーのような場所で暮らしたい」というもの。
まさに、ティファニーのブランドイメージが高まった
きっかけであるのです。
そして、オードリーヘップバーンにとっては、その後の映画人生に
おいても、ティファニーの洗練されたジュエリーはもはや無くては
ならないものとなっていったとされています。
ティファニーブルーと指輪に憧れる女性は数知れず
出典:http://www.tiffany.co.jp
ティファニーはアメリカを代表するハイジュエラーとして、
1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーによって
ニューヨークに誕生しました。
チャールズはアメリカに初めてヨーロッパのダイヤモンドジュエリーを
とりいれた第一人者で、その審美眼によって豪華に仕立てられた
ジュエリーを見た人々によって「キング・オブ・ダイヤモンド」と
言われていたほどです。
今でもニューヨークの五番街に本店を構えており、わざわざここの本店で
購入する日本人も数知れず。
ティファニーブルーのボックスに入れられた婚約指輪を贈られることに
夢見る女性がたくさんいることの証でしょう。
このティファニーブルー、じつは「コマドリの卵の色」が
モチーフなのをご存じですか?
この色は、創業当時の1837年頃に「重要な書類を束ねる表紙」の色として
欧米で非常に大切な存在であったため、ティファニーは
「商品に対する想いを包む」色としてこの色をあえて採用したのです。
ティファニーセッティングはいまや婚約指輪の「代名詞」
ティファニーの婚約指輪を世界的に有名にさせたものに
「ティファニーセッティング」があります。
これはチャールズが考案したセッティング法ですが、6本爪でダイヤモンドが
固定され、まるで石を掲げるようにしたそのデザインはあまりにも有名で、
婚約指輪を思い浮かべるときに最も人々にイメージされる指輪の姿かもしれません。
石が掲げられたこのセッティング法によって光が入りやすくなり、
他のセッティング法に比べ群を抜いて煌めきが出るようになったのです。
この指輪以前の婚約指輪というのは、台座に石がはめ込まれていただけ
だったため、煌めきを楽しめるのは表面反射の光のみでした。
しかし背面をふさがずオープンになったことで、ダイヤモンドの輝きが
最大限に活かされるセッティングとして革命をもたらし、
今でも女性達の憧れの的となっています。
このセッティングは現代の婚約指輪シーンでもずっと受け継がれており、
婚約指輪の代名詞として愛されています。
ティファニーの婚約指輪や結婚指輪 コレクション
いまやティファニーは婚約指輪の代名詞とも言えるほど大人気の存在です。
ティファニーセッティングと言われる、細い6本爪でダイヤモンドが
固定された美しいプラチナリングは、現代においてもなお女性達の
永遠の憧れと言えるでしょう。
様々な商品展開をしているティファニーですが、婚約指輪や結婚指輪用として、
セレブレーションと呼ばれているコレクションもあります。
また、永遠という意味の「エタニティリング」シリーズの婚約指輪や結婚指輪は、
まさに人生の節目にぴったりのデザインが揃います。
世界的に有名なティファニーのリングは、大切な女性のプロポーズを彩る指輪
として今でも愛され続けています。