ダイヤモンドとは何か?
ダイヤモンドとは何か?
ダイヤモンドは化学的に見ると鉛筆の芯などと同じ「炭素」からできています。(*ダイアモンドは99.95パーセント以上の純粋な炭素であり、残りは25種類以上の異なった不純物元素。)しかし、鉛筆の芯などと違ってダイヤモンドは、地球深部にある溶岩のマグマの中にある炭素が、気の遠くなる年月をかけ、高温、高圧の条件下で結晶したものです。つまり、神業とも言える偶然の条件が重なった時だけに生成されるのです。
透明な無色のダイヤモンドが人気がありますが、色が美しく目立つファンシーカラーダイヤモンドも人気があります。イエローやブラウンの色合いは比較的よく目にしますが、レッド、グリーン、ブルーという色調の深い色は極端に珍しいものになります。(*美しさの無いイエローとブラウンは品質が悪いとされ、無色やファンシーカラーのダイヤモンドに比べ安く流通しています。)
世界でもっとも美しく 最も人気のある宝石
目が眩むような輝きを放つダイヤモンドは、その圧倒的なきらめきで、人々の心をとらえて話しません。硬度、輝き、ファイア(輝く虹色の光)に優れ、人類の歴史の中で最も熱望された宝石のひとつです。エンゲージリングなど一生の記念となる宝石にも、ダイヤモンドは大変人気です。
「宝石の王様」として不動の地位を築いているダイヤモンドですが、この名前はギリシャ語で「征服されざる石」と言う意味の「amadas」に由来します。