婚約指輪選びに役立つ!『"きらめき"のあるダイヤモンドの選び方』を大公開
プロポーズの際に婚約指輪のプレゼントを検討している方が
多いかと思います。
婚約指輪を選ぶ際、デザインやサイズなど選ぶポイントは
たくさんあると思いますが、中でもこだわって欲しいのが
“ダイヤモンドのきらめき”です。
ダイヤモンドリングは物によって”きらめき”がかなり異なるので、
色々な種類の婚約指輪を見極めてとっておきのきらめきを放つ
ダイヤモンドリングを選び、彼女に贈りましょう。
今回は、婚約指輪選びの際に役立つ“きらめきのあるダイヤモンド
リングを選ぶ方法”を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ダイヤモンドがきらめく理由
目次
きらめきのあるダイヤモンドの選び方を知る前に、
まずはダイヤモンドがきらめく理由を理解していきましょう。
他の石よりきらめきの度合いが高いダイヤモンド。
光に当てて角度を変えてみると綺麗にキラキラと輝きますが、
なぜダイヤモンドがきらめくのかを考えたことがありますか?
ダイヤモンドがきらめく理由を簡潔に述べると、ダイヤモンドの
カットが光と相互に作用するためです。
複雑な形にカットされたダイヤモンドに光が入射すると、
その光がダイヤモンドの中を進み、ダイヤモンドの内側の面に
反射をします。これを「ファセット」と呼び、その後、
この光が白色光としてダイヤモンドから出ることを
「ブライトネス」と呼びます。
白色光だけではなく、赤、橙、黄、緑、青、紫色といった
虹色のカラーになってダイヤモンドから光が出てくることもあり、
これを「ファイアー」と呼びます。
簡単に言うと、ダイヤモンドの内側や外側が“反射”や“分散”を
することできらめきを放つのです。
カット(CUT)やファセットの角度、相対的な長さ、
最適なプロポーションによってダイヤモンドの輝きやきらめきが
引き立てられます。
きらめきのあるダイヤモンドを選ぶ方法
裸石(ルース)の状態のダイヤモンドを一度確認すること
しっかりとしたきらめきのあるダイヤモンドリングを選びたい場合は、
まず、指輪の形になっていない状態である裸石(ルース)の
ダイヤモンドを確認しましょう。
既に指輪の形になった状態のダイヤモンドの場合、リングの台座からの
反射光によって、ダイヤモンド本来の輝きやきらめきを確認することが
できないからです。
ショップによっては裸石を確認できない場合もあるので、
あらかじめ問合せておくと良いかもしれません。
蛍光灯の明かりで確認すること
ダイヤモンドのきらめきを確認するときは、必ず蛍光灯の下で
見るようにしましょう。
傾向として、ジュエリーショップでは宝石の輝きを引き立てる為、
スポットライトや白熱電球を使用しています。ダイヤモンドの
きらめきが一層引き出すように演出しているので、通常より
きらめきが大きく見える場合があるのです。
きらめきのあるダイヤモンドを選びたい場合は、できれば店内の
スポットライトを避け、蛍光灯の下で見るようにしてください。
実際に、「ショップで見た時は綺麗にきらめいていたのに、
自宅で見たら全然違う!」なんてこともざらにあります。
良いお店なら、ダイヤモンドのきらめきを確認するための
小さなスペース(蛍光灯のブース)を用意しているところもあります。
ダイヤモンドの質にも自信があるからこそ、そのようなスペースを
用意しているのです。
迷ったら“ラウンドブリリアントカット”のダイヤモンドがおすすめ!
上記でも記述をした通り、ダイヤモンドはカットの形や研磨に
よってきらめきが変わってきます。
そんな中で婚約指輪として一番理想的なのは、
“ラウンドブリリアントカット”です。
丸くカットされた中央部分から放射状にカットがされている形で、
“ダイヤモンド”という石を想像したときに誰もが思い浮かべるような
メジャーな形です。
“ラウンドブリリアントカット”のダイヤモンドは57~58個の
ファセットがあるのが特徴で、17~18個のファセットがある
シングルカットのダイヤモンドよりきらめきが強く見えるのが特徴です。
永遠の愛を象徴する婚約指輪にぴったりな輝きなので、
迷ったら“ラウンドブリリアントカット”を選んで見て下さい。
こんなダイヤモンドには要注意!
ダイヤモンドはカラー(色)とクラリティ(透明度)が下がると
輝きやきらめきが少なくなる傾向にあります。
カラー(色)に関しては、D~Zまでの色範囲の低いグレードの
ダイヤモンドは輝きが少ないので注意しましょう。
また、黄ばんだ色を避けるにはH以上のグレードの
ダイヤモンドがおすすめです。
クラリティについては、“I”のグレードの表記があるダイヤモンドは
ファイアーの現れ方が少なく、きらめきが減少するため避けた方が無難です。
ダイヤモンドがより輝くセッティングにもこだわろう
きらめきのあるダイヤモンドを選ぶことができたからと言って、リングのデザインやセッティングを適当にしてしまうと、せっかくのダイヤモンドが台無しになってしまいます。
まず、ダイヤモンドの留め方はより光が入る“爪留め”がおすすめです。
今どきは覆輪留めなどのセッティングも流行っていますが、表面が少し覆われるため光の入り方が少なくなり、ダイヤモンドのきらめきも減少してしまいます。
また、ダイヤモンドは大きければ大きいほど良いという訳ではありません。
小さなメレダイヤモンドであっても、“サイドストーン”や“パヴェセッティング”など、ダイヤモンドの数が多くなればきらめきが増す傾向にあります。
きらめきのあるダイヤモンドリングを婚約の証に。
婚約指輪は一生に一度、一生にひとつの大切なプレゼントです。
デザインやセッティング、ダイヤモンドのグレードなどをしっかり選んで、美しくきらめくダイヤモンドリングを選び、大切な彼女に贈りましょう。
ぜひ、今回紹介したきらめくダイヤモンドの選び方を参考にして下さいね。